第一種大型自動車免許の取得方法

第一種大型自動車免許を取得する場合、①「教習所を利用する」と②「運転免許試験場での直接受験」の2通りの方法があります。

① 指定自動車教習所を利用する

公安委員会から指定された教習所(指定自動車教習所)で、大型自動車を運転するために必要な知識や技能(実技)を学び、卒業検定に合格すると、運転免許試験場での技能試験が免除されます。指導員の指導の基に知識や技術を学びますので、確実に運転技術が習得できますし、試験場での直接受験よりも免許取得難易度が下がるので、お薦めです。 ※所持免許により、教習所での教習内容や教習時間数が変わります。

② 運転免許試験場(免許センター)での直接受験

教習所には通わず、住所地を管轄する運転免許試験場(免許センター)で技能試験を受験します。まず仮免許技能試験が行われ、路上練習後本免技能試験が行われます。合格後、取得時講習を受講しなければなりません。技能試験の難易度が高く、合格後も講習を受ける必要があるなど、短期間での取得が難しい場合が多いです。※所持免許により学科試験や取得時講習が免除される場合があります。
※平成19年6月の法改正施行で路上試験が追加された4ので難易度が上がりました。

指定自動車教習所に入学する場合

[入学資格]
年齢 満21歳以上
視力 両目で0.8以上であり、かつ片目で0.5以上であること。(眼鏡、コンタクトレンズを使用可)
三桿法の奥行知覚検査機により2.5mの距離で3回検査し、その平均誤差が2cm以下であること。
色彩識別 赤・青・黄色の3色の識別ができること
聴力 10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聴こえること(補聴器可)
学力 普通の読み書きができ、その内容を理解できること。
運動能力 自動車の運転に支障を及ぼす身体障害がないこと。
身体に障害をお持ちの方は、事前に各都道府県の運転免許試験場(運転適性相談窓口)にて適性相談をお受けください。
その他の条件 以下の条件に該当する方は、運転免許を取得することはできません。
1. 自動車等の安全な運転に支障のある障害や一定の病気がある又は過去にあった場合(例 てんかん・そううつ病・統合失調症などの精神疾患、認知症、脳卒中等)
2. 交通違反や事故などで行政処分を受け、欠格期間が終了していない方
行政処分を受けた場合でも、欠格期間が終了していれば、取得可能です。
指定自動車教習所に入校して、再度免許を取得する場合、「取消処分通知書」「運転免許経歴証明書」等の書類が必要となることがあります。教習所の窓口に、必ずお問合せください。 書類が必要な場合は、各都道府県の自動車安全運転センターにて発行してもらうことができます。

[教習の流れ]

① 適性検査
まず入校前に、大型自動車免許の教習を受講する資格があるかどうか確認します。視力や聴力などの検査になります。また、運転に関する状況判断や行動の正確さなどを自覚していただく検査も行います。

② 第一段階

【学科教習】
普通自動車免許・中型自動車免許・大型特殊自動車免許をお持ちの方は第一段階の学科教習は全て免除されます。
【技能教習】
教習所内のコースにおいて、路上教習で必要な基本的な運転操作や走行、車両特性に基づく車両感覚、路端からの停止発進、隘路、法令に従った運転等路上教習に必要な運転技能の習得を行います。
■普通自動車免許をお持ちの方は、12時限受講する必要があります。
■AT普通自動車免許をお持ちの方は、16時限受講する必要があります。
■8t限定中型免許をお持ちの方は、8時限受講する必要があります。
■AT8t限定中型免許をお持ちの方は、12時限受講する必要があります。
■中型免許(限定なし)をお持ちの方は、5時限受講する必要があります。


一段階の学科と技能を全て修了すれば、修了検定です。

③ 修了検定(技能検定)

まず、教習所内コースにおいて、基本操作、走行、路端の停止発進、狭路、隘路について検定員による採点を受け、持ち点100点からの減点方式で70点以上が合格となります。


合格すれば仮免許証が交付され、第二段階(路上教習)に。

④ 第二段階

【学科教習】
■普通(ATを含む)免許をお持ちの場合
危険予測ディスカッション学科を1時限受講する必要があります。
■中型自動車免許(AT・8t限定を含む)をお持ちの場合
  第二段階の学科教習は全て免除されます。

【技能教習】
第二段階では、一般道路において、道路及び交通状況についての情報を的確に読み取り危険を予測した運転できること。貨物輸送を念頭において、貨物の安全性に気配りした運転を主体的に行えるよう運転技能の習得を目指します。
■普通自動車免許(ATを含む)をお持ちの場合
 第二段階技能教習20時限を受講する必要があります。
■中型免許をお持ちの場合
 第二段階技能教習9時限を受講する必要があります。
■8t限定中型免許をお持ちの場合
 第二段階技能教習12時限を受講する必要があります。
■AT8t限定中型免許をお持ちの場合
 第二段階技能教習12時限を受講する必要があります。

⑤ 卒業検定(技能試験)
まず、教習所内コースにおいて、方向変換又は縦列駐車を行った後、路上における検定となります。 検定員による採点を受け、持ち点100点からの減点方式で70点以上が合格ですが、減点よりも一発で 検定中止となられる場合があります。これに合格すると、卒業証明書が交付され、教習所を卒業です。

⑥ 卒業

卒業したら各都道府県の運転免許試験場に行きましょう。
 学科試験は免除されますので、適性試験に合格すれば免許証の交付を受けることができます。

【免許の申請手続きに必要な物/費用】
・卒業証明書(指定教習所で卒業試験合格した人のみ) ・住民票の写し(発行後6ヶ月以内の本籍地の記載があるもの) ・顔写真(撮影後6ヶ月以内。縦30mm×横24mm) ・筆記用具 ・印鑑(認め印で可)
・メガネ、コンタクトレンズ(視力矯正が必要な人の場合) ・転免許申請書(試験場で配布)
・受験票(試験場で配布) ・費用(受験料1600円+交付手数料+2050円の計3650円)
※記載費用は、法令で定める標準額です。詳しくは、各都道府県公安委員会または運転免許センター(試験場)にご確認ください。

⑦ 規定の教習時限数
保有免許 普通免許 中型8t 中型
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技能 30 20 14