けん引免許の取得方法

けん引免許を取得する場合、①「教習所を利用する」と②「運転免許試験場での直接受験」の2通りの方法があります。

① 指定自動車教習所を利用する

公安委員会から指定された教習所(指定自動車教習所)で、けん引自動車を運転するために必要な知識や技能(実技)を学び、卒業検定に合格すると、運転免許試験場での技能試験が免除されます。指導員の指導の基に知識や技術を学びますので、確実に運転技術が習得できます。試験場での直接受験よりも免許取得難易度が下がるので、お薦めです。 

② 運転免許試験場(免許センター)での直接受験

教習所には通わず、住所地を管轄する運転免許試験場(免許センター)で適性試験と技能試験を受験します。
技能試験では特に方向変換や狭路通行の難易度が高く、相当練習することが必要です。

指定自動車教習所に入学する場合

[入学資格]
年齢 満18歳以上
視力 両目で0.8以上であり、かつ片目で0.5以上であること。(眼鏡、コンタクトレンズを使用可)
三桿法の奥行知覚検査機により2.5mの距離で3回検査し、その平均誤差が2cm以下であること。
色彩識別 赤・青・黄色の3色の識別ができること
聴力 10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聴こえること
学力 普通の読み書きができ、その内容を理解できること。
運動能力 自動車の運転に支障を及ぼす身体障害がないこと。
身体に障害をお持ちの方は、事前に各都道府県の運転免許試験場(運転適性相談窓口)にて適性相談をお受けください。
その他の条件 以下の条件に該当する方は、運転免許を取得することはできません。
1. 自動車等の安全な運転に支障のある障害や一定の病気がある又は過去にあった場合(例 てんかん・そううつ病・統合失調症などの精神疾患、認知症、脳卒中等)
2. 交通違反や事故などで行政処分を受け、欠格期間が終了していない方
行政処分を受けた場合でも、欠格期間が終了していれば、取得可能です。
指定自動車教習所に入校して、再度免許を取得する場合、「取消処分通知書」「運転免許経歴証明書」等の書類が必要となることがあります。教習所の窓口に、必ずお問合せください。 書類が必要な場合は、各都道府県の自動車安全運転センターにて発行してもらうことができます。

[教習の流れ]

① 適性検査
まず入校前に、けん引免許の教習を受講する資格があるかを確認します。視力や聴力などの検査です。
また、運転に関する状況判断や行動の正確さなどを自覚して頂く検査も行います。

② 第一段階

【学科教習】
■普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許をお持ちの場合
第一段階学科教習の全てが免除されます。

【技能教習】
教習所内コースで、車の乗り降りや基本操作及び車両特性に応じた基本的な走行を習得します。
■普通免許、中型免許、大型免許をお持ちの場合
5時限の技能教習を受講する必要があります。

第一段階の技能修了で、第二段階に進みます。


けん引自動車免許は路上教習がありませんので、修了検定はありません。

③ 第二段階

【学科教習】
■普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許をお持ちの場合
第二段階学科教習の全てが免除されます。
 
【技能教習】
第二段階では一般道路を走行すると想定した、法規履行運転と方向変換及び幅寄せの習得を行います。
■普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許をお持ちの場合
 第二段階技能教習7時限を受講する必要があります。

④ 卒業検定(技能試験)
第一段階、第二段階での技能教習で学んだことを確認する運転技能検定です。教習所内に設定された検定
コースを運転し、検定員による採点を受けます。持ち点100点からの減点方式で70点以上が合格です。
合格の場合卒業証明書が発行交付され、教習所を卒業です。

⑤ 卒業

卒業したら各都道府県の運転免許試験場に行きましょう。 普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許を持っていれば学科試験も免除され適性試験のみとなります。

【免許の申請手続きに必要な物/費用】
・卒業証明書(指定教習所で卒業試験合格した人のみ) ・住民票の写し(免許をお持ちでない方のみ発行後6ヶ月以内の本籍地の記載があるもの) ・顔写真(撮影後6ヶ月以内。縦30mm×横24mm) ・筆記用具 ・印鑑(認め印で可) ・質問票
・メガネ、コンタクトレンズ(視力矯正が必要な人の場合) ・転免許申請書(試験場で配布)
・受験票(試験場で配布) ・費用(受験料1750円+交付手数料2050円の計3800円)
※記載費用は、法令で定める標準額です。詳しくは、各都道府県公安委員会または運転免許センター(試験場)にご確認ください。

⑥ 規定の教習時限数
保有免許 普通・中型・大型
学科 -
技能 12